
「人生で本当に大切なもの」は片手で数えるほどしかなく、だからこそ日頃からそういったものに感謝しなければならないのだと私も思う。
そしてそうした数少ない「本当に大切なもの」は、無数の「ちょっとだけ大切なもの」によって支えられているということも忘れてはならない。
むしろ「ちょっとだけ大切なもの」に気づき、感謝することこそが「本当に大切なもの」を守る。
人やペットが死ぬ物語は確かに自分にとっての「本当に大切なもの」の存在を教えてくれる。
しかしあの手の物語は刺激が強く、劇薬のようなものなので「本当に大切なもの」は教えてくれるが「ちょっとだけ大切なもの」には気づけない。
「ちょっとだけ大切なもの」の存在に気づき、大切にするには、さざなみのような感動を何度も経験する必要がある。
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