鉄鞭でぶん殴られているかのような暑さが突然過ぎ、爽やかな秋風にさそわれるかのように娘はどんぐり拾いに勤しむようになった。
こういう気候の中散歩するのは私も好きだ。
「どんぐり拾いがてら公園でおやつにしよう」
ということでお昼ご飯のあと出かける準備をする。
自分のためにタンブラーに入れたコーヒーを持っていこうと思うものの、食後の片付けと外出準備に追われる中で普通にコーヒーを淹れるのはとても大変だ。
だから今回はコーヒーバックを使うことにした。
食器を片付けている間にお湯を沸かし、タンブラーにコーヒーバックとお湯を入れて、抽出している間に荷物をまとめる。
他にもお出かけの準備をしている間にコーヒーは出来上がった。
二人で食べるビスケットと、私のタンブラーと娘のパックジュースをバッグに入れて、
「しゅっぱーつ!ごぉっ!」
という娘の掛け声で家を出る。
公園に着くとすぐに娘はどんぐり拾いを始めたため、私は娘から手渡されるどんぐりを受け取りながら娘の手伝いをする。
一通りどんぐりを収穫した後はいよいよおやつタイム。
ベンチに座り、娘にジュースを飲ませながらタンブラーの蓋を開けると香ばしい湯気がふわりと鼻をくすぐる。
「大量大量」
収穫されたどんぐりが入った袋を時々揺すりながら娘と二人で秋のおやつタイムを満喫した。
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