枝が折れることは痛手ではあるものの、幹がしっかりしていればまた新しい枝が生えてくることを期待できる。
花が散っても、幹がしっかりしていれば花はまた咲く。
2点お知らせがあります。
1つめ。
この秋今年の北海道安平町で開催されたFanfareあびら起業家カレッジに挑戦しようと考えましたが、挑戦およびLingのアイディアそのものを少なくとも当面の間は手放すことにしました。
あくまでも例えばの話であり、実際に経験したことではありませんが、私は「キャバ嬢になるにはコミュニケーション能力が足りない」と言われれば努力次第でなんとかなる気がします。
でも、「下戸を克服しろ」と言われるとどうにもならない気がします。
これと同じで私の生まれ持った性分では、今のLingのビジネスモデルによって思い描いていることを実現させることはできないと感じたためこのような決断に至りました。
ただし、Lingはあくまでも私がこれまで続けてきた「文章が書ける美女」の派生アイディアです。
今後も私が「文章が書ける美女」としての活動を続けていく中で、私の生まれ持った性分を生かす形でのLingが実現する可能性については否定しないでおきます。
2つめ。
1期、2期と挑戦したものの、結局JFTのオーディションに合格することはできませんでした。
1期目のオーディションでのウォーキングは自分でも「努力の結果」と受け止めることができないような代物でしたが、2期目のオーディションでのウォーキングは、
「これが現時点での自分の実力だ」
と素直に思えるようなものでした。
Lingはもう何年もの間愛してきたアイディアであるため手放すことを決めたものの、惜しむ気持ちがないわけでは決してありません。
観客席からJFT名古屋の2部のステージを見ている時に「悔しいとは思わなかった」と言えば嘘になります。
しかし私はなぜか今、喪失感らしきものを全く感じていません。
2度のオーディションに向けて自主練をし、同時期にLingを少なくとも当面の間は手放すという決断もする中で、「文章が書ける美女」の原点というものを私が改めて見出したのも確かです。
一番私のそばで私を支えてくれていた夫に至っては、
「何か失ったものってあるっけ?『悲しんでるふり』なんかしてないでさっさと次を書けや」
と言ってきます。
これまで応援してくださった読者の皆様、そして関係者の皆様にはこのような結果・決断になったことをお詫び申し上げます。
敗者たる今は夫の指示通り「次をどう書くか」について考えていますので、今後も「文章が書ける美女」を応援していただければ幸いです。