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相手が生きた人間だったのは単なる偶然

たまたま手に取った本の作者が今生きている人だったとしてもそれは偶然でしかなく、作者がすでにこの世にいないことなど珍しくない。

特にSNSで作者自身が発信している場合、相手が今生きている人間だと思うと読書をする際に、

「相手を好きにならなければならない。嫌いになっては行けない」

などと、例えその作品そのものが好きであってもそんな息苦しさを覚えてしまうのは私だけだろうか。

30代の女のスマホでの自撮り写真を見ればその写真だけで多くの人は「この人は今も生きているのだろう」と思うもの。

その意識は自分自身との対話の集中力を削ぐ。


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