学生時代、つまり10年以上前に受けたTOEICが550点だった私にとって、翻訳アプリはなくてはならない存在だ。
そのため娘たちの前で拙い外国語を話していると、
「この子たちは外国語など勉強しなくとも問題ないのかもしれない」
といったことを考えることもある。
しかし今年私が衝撃の出会いを果たしたインドの炊き込みご飯「ビリヤニ」は、トルコの炊き込みご飯「ピラフ」と語源を同じくしているということを知ったとき、私は再び衝撃を受けた。
日本語では漢字を使うが、逆に中国で使われる漢字の中には日本語から影響を受けたものも少なくない。
このように、ある言語は他の言語から影響を受けながら発展し、その言語圏での文化を反映する面もある。
そのため外国語を学ばない姿勢には、
「相手国に対する無礼」
「深いコミュニケーションがとれない」
といった精神的な話以前に、自分たちの言語および文化の衰退を招くリスクが潜んでいるのではないだろうか。




