Site Overlay

幸せの上限の変化

私は24歳頃まで、ブラック企業に勤めながら、

「私の人生はせいぜいこんなもん」

と思って生きてきたが、同時期に出場したミスコンのステージで、

「私はもっと自分の求めるライフスタイルを追求してもいい」

と思えるようになった。

人にはそれぞれ自分の中に「自分の幸せの上限」があるのだと思う。

その上限に良し悪しはなく、他人がそれに口出しできるものではない。

ただ、人は自分のその「上限」に見合った他人と付き合うものでもある。

そのため例え他人に口出しされる筋合いはなかったとしても「上限」が変化するとそれまで付き合ってきた人が急に重荷になってしまう。

しかも自分自身も一朝一夕でその「上限」を受け入れることができないこともある。

あの時私の「上限」は確かに変わった。

変わったが、私自身も周囲の他人もその変化にはなかなか追いつけなかった。

そのため数年前よりかはかなり頻度も減ったが、今もまだそのちぐはぐさに痛みを感じることがある。

頻度は減った。

痛みを感じるときはその事実も受け止める。


毎月1日にエッセイ集『Chocolate』を発行しています。

今月号はこちら。↓