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余所者の価値

「3部作の映画をpart2まで観た状態で原作小説を読む」という中途半端な状態で読み始めた『ゴッドファーザー』の小説版。

「なんとなくイタリア人ではあるものの多分アメリカ人ではない」
「血縁関係からカタギではないもののかといってマフィア気質かというとそうでもない」

といった、余所者感を持て余しているマイケルの姿は、私が勝手にイメージしているギリシアの哲学者・ディオゲネスに似ている気がしなくもない。

ファミリーのトップである以上彼は「アテナイの犬」にはなれないのだから、哲学者と聞いて誰もが思い浮かべる哲学者・ソクラテス的になれれば彼も楽になれるのではないだろうか。

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