
私は完璧主義なところがあり、若い頃はその性分のために苦しんだこともあったが、歳を重ねる中でそれなりに手を抜くところの見極め方を習得してきたため最近では自分の完璧主義を楽しむ余裕もできた気がする。
私は目標に向かってアクセル全開で突き進むと同時に強い不安のために全力でブレーキを踏むところがあるが、歳を重ねる中で得てきたものを数えてみると「こういう進み方も私らしさだ」と思えるようになったのか、こういう進み方をもっと楽しんでみようという発想もわくようになった気がする。
「自分のこういうところが嫌い」
これまでそうやって自分にダメ出しをし、それで苦しみ、その度に「もっと自分のネガティブな部分を受け入れよう」と前向きな気持ちになった気になり、結局虚しくなるというのを繰り返す一方で、私はそれらを楽しむ術や発想も身につけてきたのかもしれない。
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