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退院から10日

「『父親も育児に参加しましょう』だ?甘ったれんな!」

という意見を私も聞いたことがある。

産婦人科から退院し、実際に娘の世話をしてみると確かに娘の直接的な世話をする割合は母親である私の方が圧倒的に多かった。

赤ちゃんの世話にかかった時間の長さや体への負担など表面的な部分だけを見て「母親ばかりに育児の負担がかかっている」と他人が評価するのであれば誰にでもできる。

しかしこの10日間を振り返ってみると私ばかりが犠牲になったわけでもなければ夫が「育児に積極的に参加したイクメン」というわけでもなかったと私は感じる。

夫は育児に「参加した」のではなく、最初から3人が主役だった。

3人とも「常に正解を選択してきた」などとは言うつもりはないが、これから何年も3人で生活していくことを前提に、今の3人にとって最善の選択を3人全員がするよう最善を尽くした姿勢は100点満点だった。


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