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積極的に肩書きを名乗る効果

2016年春に私は会社を辞め、作家・モデル・ライターの仕事を始めた。

始めたものの人から職業を尋ねられるといつも、

「『一応』作家とモデルとライターやってます。『全然売れてないですど』」

と頭とお尻にいちいち自分を落とす言葉を添えていた。

自分で自分を貶めているからといって私に直接的なコミュニケーションを求め自分を受け入れるよう要求してもいいというわけではないが、それでも自分で自分を貶める行為はこうしたセクハラ・モラハラを引き寄せがちにはなる。

2018年ごろに私はそれに気づき、以降は卑下することもなく、かといって誇示することもなく、ただフラットに自分の「作家・モデル・ライター」の肩書きを名乗るよう心がけた。

ただフラットに自分の肩書きを名乗る、たったそれだけだがこれには絶大な効果があったように思える。

セクハラ・モラハラをしてくるような人も肩書きを名乗ればとりあえず相手にされないことを納得してくれることもある。

それだけでなく、私の活動の意図を理解してくれる人とだけ付き合えるようにもなった。

卑下もしなければ誇示もしない肩書きの名乗り方はその姿勢に対応した人を引き寄せる。

春に妊娠が発覚してからこの1年はそんな肩書きを批判もしなければ賞賛もしない人たちとだけ過ごせた温かく穏やかな1年だった。

こうした時間が過ごせたのは天の巡り合わせと、私の努力の結果なのだと思う。


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