
これまでに何作か歴史小説を書いてはきたが、それでも私はいまだに「首都陥落」のイメージを具体的に思い描くことができない。
だから『戦争と平和』で描かれている、ロシアの将軍たちによるモスクワ陥落後の作戦会議が不思議なものに見えてしまう。
今ロシア軍とフランス軍の戦闘が行われている場所を「国外」と捉えている将軍と、「国内」と捉えている将軍。
表面的には同じような作戦であってもそこの捉え方で最終的な結果が決まる。
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