「自分で写真を投稿しておいて何を言うか」
と言われそうだが、今こうして「文章が書ける美女」として自分が女であること、女としての容姿を持つことそのものに重きを置いた上で執筆活動をしている人間だからこそ、私の容姿が正確に後世に伝わるということはないのではないだろうか……と疑うことがある。
確かにスマホを使えば誰もが簡単に自分の容姿についての情報を作成し、広く知らしめることができる。
しかし同じことはきっと写真技術が生まれた時だけでなく、それ以前の印刷技術の転換期、天才絵師の評判及び絵画にまつわる技術が向上するたびに考えられてきた。
その人の容姿についての情報は常に最新技術を以て記録されてきたにもかかわらず、結局今こうして大した情報が残っていないとなると、私がネット上に投稿している画像もきっと同じ末路を辿るのだろう。



