
私は、
「文学部志望で浪人したけどこのまま文学部に進学したらただのオタクにしかならない。経済・経営系の方が将来つぶしがきく」
と言って進路変更した人間だ。
経営学は歴史好きの私とは意外と性に合っていたものの、この理由は裏を返せば、
「文学部に進めば自動的に『オタク』というイメージが得られるけど、経済・経営系は積極的にセルフプロデュースしなければ何のイメージもない人になってしまう」
ということでもある。
医学部には「頭が良くて高収入」というイメージがある一方で、工学部など医学部以外の理系にはせいぜい「会社員」程度のイメージしかない。
さらに文系ともなると私は今も、
「文系の花形……弁護士とか?」
くらいのイメージしかない。
この国の学力向上のためにも、子どもたちではなく私たちの世代が各学問での成功のロールモデルを知る必要があるのかもしれない。
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