
切腹は自分の腹を切って中身を見せることで自身の勇気を示し、誇りを守るためにする。
ただ、もちろんそれが犬死になってはならず、新渡戸稲造の『武士道』の中でも死ぬための勇気よりも生きるための勇気の方が大きい場合、武士は生きることを選ばなければならないとも書かれている。
家族で過ごしている時間は私にとっても温かく、幸せなものであることは間違いない。
しかしその幸せに浸ろうとすると、未だに「ここにいてはいけない」と思う瞬間が度々ある。
私には不幸に浸ることよりも幸せに浸ることの方がまだまだ難しく勇気のいることなのかもしれない。
武士に死ぬ勇気よりも生きる勇気が求められることがあるように、私も安易に不幸に浸る道ではなく例え険しくとも幸せに浸る道を選ぼうと思う。
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