「薄っぺらい」
この10年弱の間に傍らにコーヒーを置き、フリーランスとしてノートパソコンで仕事をしていることのみを指してそのような嘲笑を受けたことは何度もあった。
さらにこの道に入った頃の24歳の私には、この時期のクリスマスケーキと似たような価値もあった。
そしてあの頃の私自身も「新しい」ともてはやされていたからこそそうした働き方を知り、自身のクリスマスケーキとしての価値を自覚してもいた。
だから人から笑われる中で私自身が自分のことを、
「薄っぺらいクリスマスケーキなのではないか」
と疑ってしまったことは何度もあった。
時折そう疑いながらも私はこの10年弱の間、女として執筆活動を続けてきた。

先日のプロコワ忘年会で
「浅い人はすぐに出て行く」という話を聞いて、
「ふふん♪どやぁ」
となった。
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