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刀の代わりのノートパソコン|鈴木貴宇『〈サラリーマン〉の文化史〜あるいは「家族」と「安定」の近現代史〜』読書感想文

今読んでいる鈴木貴宇『〈サラリーマン〉の文化史〜あるいは「家族」と「安定」の近現代史〜』で、

四民平等によって身分を失った武士たちが、学歴を提げ、地元を離れ、捲土重来立身出世の象徴である洋装と洋風豪邸を夢見て東京に行きサラリーマンとなる。

という話があり、そんな時代の流れを見ている私は「浜辺であぐらをかきノートパソコンで仕事をしている人の写真」に憧れ、ノートパソコン一台で場所に縛られない働き方を始めた人間だ。

昔の私にとって「浜辺でのノートパソコン作業」は成功の象徴だった。

そして今は自己実現の象徴になった。

だから現代を生きる私にとってのノートパソコンは、身分を奪われた武士にとっての洋装・豪邸・上京だったということを感じ取る。


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