
「文章が書ける美女」というものを思いついたのは、ミスユニバース三重に出場した時のことだった。
「まだまだ人から嫌われたくないって思う気持ちは強いみたい」
「誰から嫌われたくないって思うの?」
「『村人』……かな……今こうして場所に縛られない働き方をしているわけだけど、私はやっぱり人とつながって生きていきたいんだと思う」
先日参列したミスユニバース三重時代の友人の結婚式の前に、ヘアメイクをしてもらいながら交わした会話。
結婚する。
妊娠・出産する。
きちんと仕事を、それも好きなことを仕事にする。
好きな生き方をする。
子供の頃、私はこれらを望みながらも「自分には無理だ」と思っていた。
その恐怖を裏切って笑いたいからこそ、今「村人」と向き合おうとしている。

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