
音声・動画コンテンツは一度再生ボタンを押せば流れ続けるため、自分の意思に関係なく続きを楽しめる。
しかし本は自分の意思でページをめくらない限り続きを楽しむことはできない。
「本を10ページ読んだ」ということは「続きを読むか読まないかという選択肢がある中で、『読む』という決断を10回した」ということでもある。
そのことを忘れるほど内容に没頭する時もあれば、
なんとなく後ろめたさを感じて「読む」を選択することもあり、
時間がないから「読まない」を選択する時もあれば、
つまらないから「読まない」を選択することもある。
そしてどの選択にも正しい・間違っているがあるわけではない。
そういう意味では読書は音楽や映像よりも主体性が求められる娯楽かもしれない。
毎月10日にエッセイ集『Chocolate』を発行しています。
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