
そもそも「欲」というのは自動車のようなものでしかなく、乗りこなせれば問題ないが乗りこなせなければ危険なものになるというだけのこと。
欲があること事態に言いも悪いもなく、欲に振り回されることが問題なのだ。
そして「欲に振り回される」というのはただ強欲の突っ走ることのみを指すわけではなく、無闇矢鱈に禁欲主義に走るのもまた危険行為になってくる。
確かにSNSなどで目にする「無欲の境地に至った人」というのはあらゆるものから解放され幸せそうに見えることもある。
しかし無欲と禁欲は全く別物であり、ただ禁欲しているだけの自分を「欲から解放された人間」として扱うのは強欲以上に身を滅ぼしかねない。
強引に抑え込んだ欲は時間の経過とともに腐り悪臭を放つようになる。
そうならないためにも安易に欲を否定するのではなく、自身の「欲」は常に正確に捉えるようにしなければならない。


