
例えば髪が長い女性が「美しい」と持て囃されるのを見た髪の短い女性を、
「彼女は確かに美しい。でも、私もまた美しい」
という結論に至らしめることが、ミスコン・ミセスコンの究極的な目的なのだと思う。
ただ、「多様な美しさ」を喧伝するのは誰にでもできること。
実際に自分自身を受け入れるにはそれなりの体力・気力がいる。
読書、特に「他人」を味わえる小説やエッセイを読むことは、多様な美しさを受け入れるための体力・気力を鍛えてくれるのではないか……と、「ミスコンのステージ裏に迷い込んじゃった小学生みたい」だった私自身が感じている。
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