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娘にどの『三匹のこぶた』を読み聞かせるか

子供の頃に聞いた寓話に対してこねられる屁理屈の量は、それまでに培ってきた知識・経験の量に比例する。
ただし、そういった屁理屈を得意げにペラペラと語るのは、屁理屈を溜め込んだ上で沈黙するのに一歩及ばない。

昨晩夫と議論したこと。

『三匹のこぶた』で、

  • 末っ子だけが生き延びて、兄2匹と狼が死ぬ結末
  • 狼を懲らしめはするが、狼も兄2匹も生き延びる結末

のどちらを娘に読み聞かせるか。

もちろん結論は出していない。

ちなみに元々の『三匹のこぶた』は「末っ子だけが生き延びる」という話で、狼も兄2匹も生き延びる話は1933年にディズニーが製作したものらしい。

1933年といえば世界恐慌の後、第二次世界大戦の前で、自殺率が非常に高くアメリカ国内が絶望感に満ちていた時代でもある。

こうした物語のマイルド化は絶望感に満ちた世の中でせざるを得ない面もあったのかもしれない。

そしてそれは今の「王子様のキスで目覚めるお姫様」がいなくなりつつあるのと同じ現象なのかもしれない。

娘にはそれを理解した上でたくさんの昔話を読み聞かせたい。


こちらは日本の昔話を私なりにアレンジした作品。↓