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凡庸な感性

「桜に着物」という組み合わせを求めるのは、感性が豊かだからではなく凡庸だからでしかない。

以前の、着物を日常の中で楽しむことができなかった私は、春になるとただそうした光景を思い浮かべるか、運良くその場面に出会うことを願うしかできなかった。

それが今、実際に着物を着て花見をしていると、その場に居合わせた人と温かい共有が生まれることがある。

この仕事をする上で、重要なのは斬新さでもなければ奇抜さでもない。

凡庸であることこそが、価値を生む。


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