SNSで投稿する側がいいねやフォロワーなどの「数」に囚われる姿を「浅ましい」と蔑む人は多く、私もそういう気持ちを理解できないわけではない。
人は自分を「数字」として扱われることを「自分の人間性が排除された」と感じるものではある。
ただ、逆に他人の投稿を見る時に、
「自分は相手にとってただの『数字』であろう」
と自分で決めることは、SNS上でのストレスから自分を解放する上での重要な鍵になるのではないか……とも思う。
確かに人は自分を「数字」として扱われることを「自分の人間性が排除された」と感じるものではある。
だから自分から相手に対して「私はただの数字です」と決めることは非常に勇気がいることで、私も含め多くの人にとって簡単にできることではないのだろう。
それでも、自分自身が勇気を持ってそう決めておけば相手から数字として扱われることに傷つくこともなくなるだけでなく、相手に対して不要な干渉をし、相手を傷つけてしまうこともきっと防ぐ。
効率よく人と人間的な付き合いをするためにいいねやフォロワーでいる行為よりも、自分で「私は相手にとってただの数字」であることを決めた上で相手に接することの方がよっぽど人間的な思いやりを感じるのは私だけだろうか。
自分自身を理解し、相手を理解しているからこそ「自分は数字でいよう」と決断できる。
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