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あくまでも「差別化」という枠の中での選択

確かに私は他のミスコンファイナリスト、他のモデル、そして他の小説家と比較した上で、自分の女としての容姿を使いながら執筆業をしようとひらめいた人間ではある。

しかし同時に、それはあくまでも差別化という枠の中での発想でしかないということも知っていた。

他の人がやっているかどうか、他の人と比べて新しいかどうかは私にはどうでもよく、私は子供の頃からモデルにも執筆業にも憧れていたからこのやり方を選んだだけのこと。

これまでに私が自分のそうした選択を指して「斬新なアイディア」などと評価されることを煩わしく感じてきたのは、自分としては斬新かどうかは大して重要ではなかったからだろう。


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