
子供の頃から私はモデルの仕事にも執筆の仕事にも憧れを抱きつつも進路について考える中で次第に、
「好きなことで食っていくのは不可能」
と思うようになった。
そんな私でも子供の頃に積み重ねてきた思い込みを振り払うようにして20代後半から執筆とモデルの仕事を始めた。
好きなことに没頭することはただ楽しいだけでなく使命感を持って取り組む時間は充実したものでもあった。
しかし壁を感じなかったわけではない。
私も「女性だから」という目に晒され嫌な思いはたくさんした。
地方格差を肌で感じることもあった。
この国の働き方に疑問を抱くこともあった。
「本当にやりたいことならば自力でなんとかするべき」というのは正論ではあるが、後に生まれてきた人間のために自分が感じた壁を低くする努力をするのは先に生まれてきた人間の義務だとも思う。
だからこそ出産した今、私は「文章が書ける美女」として稼がなければならない。
しかもただ食えるだけでは足りない。
「文章が書ける美女」としての事業を大成功させなければならない。
これまでと同様、今後も私はそこにとことんこだわっていく。
そこへのこだわりを捨ててしまっては娘やこれからの人生を生きようとする人たちに示しがつかない。
これからの人生を生きようとする人たちがより簡単に豊かさを手に入れられる仕組みと社会を作ること。
そのためにこれからも執筆・芸能活動を通して心を豊かにするための時間「有意義な暇つぶし」を発信する。
そのためにこれまで温めてきた地方創生事業を実際に動かしていく。
これが産後の「文章が書ける美女」の方針であり決意だ。
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