こういうやり方をしているため、私の作品の読者の中には読書経験があまりない人も多い。
そうした読書初心者の中には、
「この人は『正解を読み取らなければならない』という意識が強すぎるのではないだろうか」
と感じてしまう人も多い。
だから私がその人たちに伝えたい。
「そもそも小説やエッセイに『正解』なんて書かれていないのだから、誤読を恐れてはいけませんよ」
「作者に忖度せずに自分なりの答えを探しを楽しめるのが小説・エッセイといった文芸作品の醍醐味です」
少なくとも私の時代の国語のテストは「行間を読もうとせずに文章中に書いてあることを探す」だったが、今思うとあのテストの方式は正しかったのだと思う。
行間の読み方で点数をつけられるクセがつくのが一番読解力を衰えさせる。

毎月10日にエッセイ集『Chocolate』を発行しています。
今月号はこちら。↓


