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傲慢な無知っぷりが愛おしい

無知ゆえの苦しみというものがあり、若ければ若いほどその苦しみを味わうものなのだと思う。

若さゆえの苦しみは無知ゆえの苦しみ。

「人はまるで自分の意志で全てのものを選択している気になっているが実はそうではなく、さまざまな外部の要因によって選択しているに過ぎない」

「そして人はその枠を超えて選択することはできない」

トルストイの『戦争と平和』はそんな人間の意志の限界を描いている作品なのだと思う。

その限界の中で、若さゆえの傲慢な無知っぷりを発揮しながらてんやわんやしている登場人物たちが滑稽で愛おしいのは、私もまた彼らと同年代の人間だからか。


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