
赤ちゃんはこちらの都合を知らないため、どうしてもこちらはご飯やらおむつやらの世話に振り回されることになる。
でも「媚びる」「おもねる」ということを知らない赤ちゃんの要求には変な癖がないから、下手にかっこつけようとする大人よりも要求に対応しやすい。
さらに赤ちゃんはこちらの都合を「知らない」のであって「配慮できない」わけでも「無視してる」わけでもない。
ついでに言えばつい最近「朝日がのぼり、夜日が沈む」ということを知ったばかりの赤ちゃんは、1分待たせようと1時間待たせようと本人の感覚は同じだから、厄介な反面「ちょっと待って」が言いやすい。
相手にここまでかっこつける癖がないとなるとこちらもかっこつけることが許されないということにもなる。
こちらが下手にかっこつけようとすると、赤ちゃんは本当に「相手の都合に配慮できない」「相手の都合を無視する」ようになる。
そこが赤ちゃんの世話で一番大変なことだと思う。
毎月10日にエッセイ集『Chocolate』を発行しています。
今月号はこちら。↓


