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育児本を読むときの心得

カタツムリは自分の歌を全国の幼児に歌わせることでセルフプロデュースに成功した。
なめくじはそういった歌がないからセルフプロデュースに失敗した。

何冊も読む行為は、答えが見つからずに迷っていることの表れでもある。

育児本に限らず全てのノウハウ本に言えることだが、「幅広い知識を身につけよう」と言って手当たり次第に関連書籍を読むよりも、「これだ!」と決めた一冊の本を、時には批判しながら読んだ方がよっぽど答えが見つかる。

ついでに言うと、「著者の人柄」「他の人のレビュー」などで読む本を選ぶと「なんかよく分からないけどすごい」という賛同に突っ走るだけでなく、批判をしにくくなるため、個人的には書店で適当に選んだ一冊を読むくらいがちょうどいいのではないかと思う。

さらについでに言うと、出版業界にも「流行の思想」がある。

書店でたまたま手に取った本とその隣にある本の内容はかなり似通っている可能性が高い。


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