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一円の無力さと価値

自分の財布から一円を取り出し、募金箱に入れた経験がある人であれば、この程度のことで一体誰がどの程度救えるのだろうかといったことを考えたことがあるはずだ。

そうしたことの積み重ねの先に希望を抱き、続ける人もいるかもしれないが、その無力さに耐えられず、募金をやめてしまう人はきっととても多く、そうした人のことを私は笑う気にはなれない。

一円の募金の無力さに勝てないことの方が普通だ。

だからたかがSNS上での指一本の行為でいちいち「正義」だの「親切」だのと語るのであれば、その前に一度、募金箱に自分の財布から一円を投じ、その力と価値について考えることをおすすめする。


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