特に日本人にとっては、カルロス・ゴーンはある意味ただの「終わった人」ではなく「最悪の形で終わった人」かもしれない。
しかしそんな人物が世間から脚光を浴びていた頃の自伝に書かれていたのは、
- スピード感のある決断が重要だ
- 部下を見守る姿勢の大切さ
- 現場を知らなければ適切な決断は下せない
といった、後に国外逃亡する人物としての反面教師的な教訓など見つかるわけがないと言いたくなるほど、今ビジネス書として人気のある本にも、2500年前の「孫子の兵法」にも書かれているようなことばかりで、そうしたことを身をもって体験できたこと自体が、私個人にとって非常に価値のあることだった。




