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妊娠7ヶ月の大阪万博家族旅行|行ったパビリオンレビュー(二日目)

先日家族で行った大阪万博の個人的な感想(二日目)。

一日目についてはこちら↓

妊婦も使える優先レーンについてはこちら↓

パーティー構成員

私(妊娠7ヶ月)

娘(3歳)

二日目のおおよそのスケジュール

9時、西ゲートから入場。

15時撤収。(バスで新大阪駅へ)

滞在時間:約6時間

私が行ったパビリオンと個人的おすすめ度

イタリア★★★★★
モンゴル(コモンズ-D館)★★★★☆
ナイジェリア(コモンズ-D館)★★☆☆☆
トルクメニスタン★★★★☆
アメリカ★★☆☆☆

イタリア

AIによる雑なモザイク入れ……。

「とにかく人気でめちゃくちゃ並ぶ」

と噂のイタリアパビリオンも、この日は優先レーンでほとんど並ぶことなく中に入ることができました。

ただ、一説によると優先レーンが開かれている時とそうでない時があるとか……。

イタリアパビリオンに限らず、優先レーンは当日現地に行ってみなければ分からないところがあるみたいです。

並んでいない私が言うのもアレですが、これは並んででも見る価値あり!

「広場」では思わず「教科書で聞いたことがある気がする」と言いたくなるような古典的な芸術作品と現代アートの融合が演出されていて、中を歩いていると現代を歩いているのか歴史上のある時点を歩いているのか分からなくなります。

特に心臓の鼓動を現した(でいいのかな?)アートが面白かったなぁ……。

ぐるぐる周りを歩きながら、

「こんなふうに私の心臓も動いてるのか……」

なんてことを考えました。

他にもカラヴァッジョ『キリストの埋葬』や、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた設計図など、日本では激レアな芸術作品の展示もありました。

館内は混雑していましたが、屋上のイタリアンガーデンはしばし地上の喧騒を忘れさせてくれます。

「ヴェネチアでもこんな感じだったな」

新婚旅行ではヴェネチアにも行きましたが、暑さとあまりにも多い観光客のために私はふらふらに。

事前に予約していたレストランの屋上でのランチは、ヴェネチアでの数少ない静かな平和を味わった思い出でした(あとゴンドラも)。

夫もあの時のことを思い出していたのでしょう。

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モンゴル(コモンズ-D館)

中国留学時、クラスメイトにはモンゴル人の男の子もいました。

彼と話していて、

「モンゴル人、私も含めその辺の日本人よりも相撲に詳しいんじゃないか」

なんてことを感じたこともあったなぁ……。

「やっぱりモンゴルはチンギス・ハン推しなのか……」

そんなモンゴルの展示は私よりも相撲に詳しかった彼のことを思い出させてくれました。

ナイジェリア(コモンズ-D館)

正直万博のトイレはコモンズ館のトイレを使った方が便利なんじゃないか……と思います。

というのも一回屋外のトイレを使ったのですが、混んでるというよりも、もはやどこが女子トイレでどこが男子トイレかが分かりにくいというレベル。

少し手を洗いたいという時にぱっとその場で見つけた手洗い場を使ったものの、あとでそこがとりあえず男性向けのゾーンということになっていたということに気づくこともあり……。

そういうわけでコモンズ-D館で夫は再びトイレに。

娘と二人ふらふらと館内を歩いていると、

「ちょっと座っちゃいけない椅子を見ていきませんか?」

と、どこかの展示のスタッフであろう日本人のスタッフのおねえさんに声をかけられる。

(なんだか怪しいお誘いみたいだな……)

と思いつつも、「座っちゃいけない椅子」というオカルトな響きに誘われてそのまま展示ブースへ。

「これです」

と案内された椅子がこれ。

座面にナイジェリアのコインが埋め込まれているその椅子は、座ることが許されているのは王様だけで、庶民、それも外国人が座ることは許されない……とのこと。

私はてっきり「座ってはいけない椅子」を「座ったら死ぬ」とオカルトな想像をしていましたが、

「これに座ったら死刑になるのかもしれないと思えばある意味『座ったら死ぬ椅子』か……」

とこれはこれで納得しました。

【ランチ】クウェート

トルコ料理店って20年前の愛知万博をきっかけに一気に増えた気がするのは私だけでしょうか?

私が愛知県民だからかな……?

トルコ料理の日本での普及の流れが実際にそうだったのかは定かではありませんが、そもそも万博ってその国技術や文化を広めるためのイベントなので、万博には「次に来る技術」だけでなく「次に来るグルメ」も当然あるはずです。

夫も、

「現地では腹を壊すリスクを侵した上でなければ食べられないものを、日本の衛生基準で食べられる」

ということで、万博二日目のランチにはクウェートパビリオンのレストランに行きました。

外国人が増えつつあり、イスラム教徒も決して少なくない愛知の地元には、ハラル料理店もたくさんあります。

でも、だいたいインドネシア料理店で中東料理店ではない。

ただでさえハラル料理はなかなか経験できないのに、この万博では中東のものが食べられる……!

ということで、いろいろ悩んだ結果、私はラムマクブースなるものを注文。

羊肉の塊と香辛料を効かせた炊き込みご飯の食べ応え抜群のプレート。

そしてドリンクにはジンジャーパッションスピリット。

ハラル料理なのでこちらももちろん、全てノンアルコール。

「これが中東のハラル料理か……」

今後日本国内でもぜひ普及してほしいグルメでした。

ただの人気だけでなく、単純に需要の高まりに合わせて増える気もするけど。

ちなみにこちらはレストランなので妊婦であっても並ぶ必要があります。

トルクメニスタン

夫が共産主義や専制政治に興味があることを、日常の会話の中でなんとなく感じることはありました。

本人曰く、

「俺は共産主義者ではないし、専制政治主義者でもないけど、趣味者ではある」

とのこと。

あくまでも興味があるだけで、必ずしもそれに賛同しているわけではない……ということらしく、そう言われると私も腑に落ちます。

興味がないことと反対することとは全く意味が違うわけで、本当の反対意見は興味ありき。

万博に行くことになったのは夫の主導でしたが、じゃあどこか行きたいところはあるのかと聞くとあれこれと縁のある国を並べる私に対して、

「空気吸いに行きたい」

程度の回答しかしなかった彼が、ほぼ唯一「行きたい」と主張したのがトルクメニスタンのパビリオンでした。

専制政治「趣味者」である夫としては、

「大統領とかの肖像画が飾ってあるのとか見たい」

とのことで、ランチのあとはそのトルクメニスタンのパビリオンに。

入口に飾られた大統領の肖像画を見た瞬間夫は、

「おぉ……」

と感嘆のため息を漏らしますが、それの一体何がおもしろいのかは私には全く分からん。

内装はどこかの宮殿のようで、それを「専制政治的美的センス」と言われれば確かにそうかもしれません。

駿馬と犬の産地としても有名らしいトルクメニスタン。

そんな専制政治「趣味者」の夫をよそに、私と娘はわんわんとおうまさんについての展示を愛でました。

アメリカ

アメリカもまた人気で長蛇の列ができるとして有名なパビリオンですが、ここでも優先レーンに案内されました。

優先レーンを使っておいて言うのもあれですが、正直個人的には最も「うーん……」なパビリオン。

万博って各国が独自のやり方で、

「うちらすげぇんだぜ!」

ってアピールする場所だと思っていて、それこそただ天然石グッズを売っているだけのタジキスタンもあれはあれで、

「うちらすげぇんだぜ!」

という表現だと私は感じていました。

なのにアメリカはどういうわけかイマイチそうした自分とこ自慢が感じられず……。

アメリカなんだから展示すべき最新技術はもっとたくさんあるだろ……。

自分とこ自慢がイマイチな中で中途半端に大谷翔平で「友達感」を出されて、少しゲンナリしてしまった……というのが正直なところです。

ほとんど並んでないお前が言うなって話かもしれませんが。

総合的な感想

二日間の万博旅行を終えて帰宅したあとは、私だけでなく家族全員ぐったり……。

さっさとお風呂に入って家族三人ほぼ同時にベッドに倒れ込みました。

それだけ疲れたにもかかわらず、

「また行きたい」

と言い始める夫。

しかも一人ではなく、家族、もう少し具体的には私の腹と行きたいとのこと。

私も私でもういつ動けなくなるか分からないとなると今のうちに思いっきり遊んでおきたいという気にもなります。

まだまだ万博の楽しさなど理解できないであろう娘だけは「もう行きたくない」と言うかと思えば、

「また行きたい」

とのこと。

(ただし、彼女にとって一番楽しかったのはタジキスタンで、石のキーホルダーを買ってもらえたからだけど)

というわけで、6月中に再び万博に行く予定となりました。

一日目についてはこちらをチェック