私にとって漫画家になる上で重要な才能は「漫画を一本描けるかどうか」ではなく「漫画を描き『続けられる』かどうか」ではある。
一方で私が子供の頃から連載が続いている漫画の最新話を今も追いかけ続けている人から、
「『三国志』とか長い小説よく読めるね」
と言われると、
「いや、あなたほどではないかと……」
と恐縮してしまう。
ヒットするかどうかは別として、漫画を描き続けられることに対してなんとなく「お金」をイメージできる人は多いかもしれないが、漫画を読み続けられることに対してそれができる人はほとんどいない。




