確かに「行けたら行く」ははっきりと断ることを避けるために使われるセリフで、私も使うことはあるものの、そのセリフを使うことと「その日は別の予定があって」などの嘘をつくことのどちらが将来トラブルの原因になりうるかということについて考えなくもない。
「『誘いを断るような人』と思われたくない」
どちらにしても根底にあるのはそんなエゴなのだから、「行けたら行く」は決して嘘をついていないわけではない。
むしろ「行けたらいく」には「嘘はついてない」という意識で自分を守る代償として自分の本当の気持ちから目を逸らしている可能性さえある。
相手との関係で重要なのはやはり価値観の一致度合いであるため、その都度その都度のYes・Noではなく、「毎回断る状態」が相手との価値観のズレや関係の浅さを表す。
相手からの誘いに対し断り続ける状態は、相手が空気を読めない人なのではなく自分が相手との価値観のズレを受け入れられない自分の問題だ。




