内村鑑三の『代表的日本人』で描かれている西郷隆盛は西南戦争だけを切り取れば「自分内なる声を無視し続けてきた人間の末路」で、それまでの西郷隆盛の志士としての功績も内村鑑三的解釈を現代風に表すと、
「自分の内なる声に従ったから成し遂げられた」
になる。
それを「内なる声」と呼ぶのか「天の声」と呼ぶのか「道理」と呼ぶのかは国や文化や時代や人によって異なるだけのことで、キリスト教徒だった内村鑑三の話は現代の欧米系のスピリチュアル本のようであり、中国の古代思想のようでもある。

内村鑑三『代表的日本人』
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