そもそもいいねやコメントが簡単にできるこの画面上で、
「私とコミュニケーションをとろうとするのではなく、スマホ上のコンテンツとして消費してほしい」
と要求することの方が無理があるのだと、実は私自身が感じている。
それでも今のインターネット技術ではどうしても気持ちを伝えるには限界があるとは多くの人が感じていることで、今の私はSNSを使いながらも「気持ちが伝わる」ということを期待しなくなった。
期待しなくなったからこそ、SNSは人から憎まれることや思いやられることから自分を解放できる場所なのだと感じるようになった。
「消費されるコンテンツでありたい」
と願う私としては、そうしたコミュニケーションに限界のある今のインターネット環境はある意味心地よい。

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