
若い頃の私は今までにいろいろなことに挑戦してきたが、なぜそうして挑戦してきたかというと、
「安心できる場所が欲しかった」
からだった。
私にとって挑戦することは決して「キラキラしてる」ような類のものではなく、自分の人生が脅かされる状況から抜け出すための手段でしかなかった。
あれから何年も経った今も、まだまだあの時の、そしてあの状況から抜け出す過程で受けた恐怖を忘れられず、それが原因で特に左半身に強い痛みを覚えることもある。
まだまだあの頃求めていた「安心できる場所」にたどり着いてはいない。
「それでも、あの頃よりかはだいぶマシになった」
近くに夫の存在を感じられると、強い痛みを感じている時でも微かな希望が持てる。
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