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王昭君と自撮り加工モリモリ女

絵師に賄賂を支払わなかったためにお見合い用の肖像画を不細工に描かれ「ブス」という評判が流れたという中国歴史上の美女・王昭君。

当時は例え清廉な絵師であってもお見合い用の肖像画一枚描いてもらうのにもそれなりの金銭的・時間的コストがかかった。

現代ではお見合い写真撮影サービスはたくさんあり、しかも誰でも手軽に安価に撮影できる。

「加工しまくった自撮り女」が疑われるのは、撮影技術の進歩と写真撮影サービス市場での競争が激化したからこそかもしれない。

逆に言えば、人は自分の価値観ではなく、市場での競争度合い、つまり他人目線での基準で物事の嘘・本当を判断しているだけなのかもしれない。

嘘・本当の判断基準が市場での競争度合いでしかないのであれば、新しい技術が生まれたところで同じことの繰り返しにしかならない。


王昭君の逸話についてはこちらをご参考ください。↓


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