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容赦なく愛憎を堪能する

「いいね」やコメント機能があり、手軽に自分の感じたことを投稿主に伝えられる環境では、例え投稿主に対してポジティブな感情を抱いていたとしても、そこには必ず相手への配慮が含まれれてしまう。

そしてそれは決して意志の弱さでも極端なお人好しというわけでもなく、他者を前にしてそういった配慮をしようという気が全くおきないという人間の方が私はヤバいと思うしそんな人間はいないとさえ思う。

自分では「一人でスマホをいじっているだけ」というつもりでも、所詮SNSも誰かと過ごす時間。

相手に配慮する気持ちはどうしても生じてしまうものであるため、たかがSNSであっても自分の湧き上がる感情を素直に味わうのは難しい。

しかし自分の反応を送るのに一手間かかるコンテンツは、一手間かかる分自分の中に湧き上がる感情をじっくり味わう余裕も生まれる。

ましてやフィクションの物語の中の登場人物はこちらからのリアクションを送りようがないため容赦なく愛憎が堪能できる。


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