Site Overlay

それぞれの「不在のもの」

人間とロボットのセックスを描いた作品で、私は「人間の男とロボットの女」パターンはいくつか覚えているが、「人間の女とロボットの男」パターンについては今のところ存在を知らない。

ただ、もしかしたら人間の愛を描くには、それぞれのパターンに特有の「不在のもの」を用意する必要があるのではないだろうか。

女は相手が人間の男である以上妊娠する確率が0になることはなく、男は目の前の子供が自分の子供ではないと疑おうと思えばいくらでも疑えることを思うと、人間の愛の物語を描くには「人間の男とロボットの女」パターンでは「子供」の存在を消し、「人間の女とロボットの男」パターンでは「相手の男性性」の存在を消す必要がある気がする。


関連記事


毎月10日にエッセイ集『Chocolate』を発行しています。

今月号はこちら。↓

Chocolate vol.71
350円
Kindleアンリミテッド対応
ダウンロードページ



Instagram日常アカウント