
「これは今までにない、新しい価値観だ」
と世間からもてはやされている話を耳にすると、最近の私は、
「その内容ではなく、その価値観についての話を伝える媒体・インフラが新しいだけ」
としか思えなくなった。
ただその話が新聞やテレビではなく、SNSなどで拡散されたから「新しい」と感じてしまうだけで、話そのものはそれこそ何百年も前から語られている。
そう感じるようになったのは、去年のウクライナでのことをきっかけにトルストイの『戦争と平和』を読はじめ、200年前の戦争の中で国民同士が互いに軽蔑仕合をしているのを見たからかもしれない。
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